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お知らせ

寺報 花だより vol.27 令和5年 秋のお彼岸号 より

2023年9月28日掲載

 残暑お見舞い申しあげます。 
コロナの五類移行に伴い、今年の盂蘭盆施餓鬼法要は、これまでの大法要の形式から、ご家族ごとに本堂で読経する「個別供養」形式に変更して執り行い、三日間で約一〇〇組のご家族がご参列されました。その中には、今年初盆を迎えるかた、コロナ以前から施餓鬼法要にご参加されていたかた、おひとりでのご参加、あるいはご親族ら一〇名以上でのご参加など、さまざまなお姿がありました。それぞれに亡き人への深い思いをお持ちのことと拝察し、総本山・高野山からお招きした僧正様によるお加持とともに、一家族ずつ、懇ろにご読経をさせていただきました。
 かつてはご自宅でのお盆供養が一般的でしたが、昨今、特に東京地方では、それが減少しつつあります。要因は、時代の変化やコロナの影響だけでなく、少子高齢化や住宅事情の変化、施設入居等によるお仏壇じまいの増加など、さまざまな背景があります。各ご家庭それぞれの供養の心をしっかりと受け止めることができるよう、引き続きよりよいお盆法要を厳修できるよう努めて参る所存です。
 お盆が終わりますとすぐに秋のお彼岸が巡って参ります。お彼岸は、暑さ寒さや昼夜の時間の頃合いが良いことから、仏教では中道という「心の柔軟性」を学ぶ期間となっています。人生に四苦八苦あれど、中道の心で困難に向き合えば、時代や身心の変化に柔軟に適応でき、心穏やかな毎日を送ることができます。といって、人それぞれに、変わらず守りたい大切なものがおありのことでしょう。変わりゆくもの、守りたいもの、このバランスを上手にとることがまさに中道の精神なのです。
 来るお彼岸、供養の思いは不動のままに、亡き人との良き心のふれあいとなれば幸いです。
 また、月例行事のご参列も少しずつ再開します。別項にてご確認ください。手狭な境内ではありますが、みなさまのご参加をお待ちしております。             合掌
                               功徳院住職 松島龍戒

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