すがも平和霊園 サイトマップ
TOP
目次

お知らせ

令和四年 盂蘭盆施餓鬼法要を執り行いました

2022年7月11日掲載

 謹啓 盛夏の候、ご尊家皆々さまにはますますご清祥でお過ごしのことと存じます。本年の盂蘭盆施餓鬼法要も、新型コロナウイルスの感染状況等が未だ不安定なことから、大事をとって、皆さまのご参列はご遠慮しての法要とさせていただきました。

 そのような中、過去最多となる1572本の塔婆申し込みをいただきましたのは、コロナや戦争、不条理な犯罪など、人ひとりの力ではどうにもならない災厄に対しての神仏にすがる思い、ご先祖への感謝や供養のお気持ちの表れともいえるのではないでしょうか。

 去る7月8日午前10時より、功徳院本堂にて当院僧侶が出仕し、盂蘭盆塔婆供養法要を謹んで執り行い、その後、僧侶、職員により、各墓所へ塔婆を建立させていただきましたことを、ご報告申し上げます。

                                   合掌

龍源山功徳院 住職 松島龍戒

役僧、職員一同

※令和四年七月八日 盂蘭盆施餓鬼法要の様子は下の写真をクリックしてください

 

お盆(7/13-16、8/13-16)は「おもいやり駐車場」を実施します

2022年7月8日掲載

お盆 7月13日(水)~7月16日(土)と8月13日(土)~8月16日(火)は、「おもいやり駐車場」の実施にご協力お願い申し上げます。車イス、歩行困難、障害をお持ちのかた、妊婦さんなど、どうしても自動車でお越しいただく必要があるかたは、到着の際に、寺務所に一声かけていただき、駐車スペースをお使いいただけます。場所に限りがございますので、事前予約はできません。駐車場を必要としているかたが、限られた駐車スペースをご利用いただけるよう、お気持ちを分かち合いいただきたく心よりお願い申し上げます。合掌

寺報 花だより vol.22 令和4年 盂蘭盆施餓鬼号 より

掲載

「叱られた恩を忘れず墓参り」

 今年もお盆の季節がやって参ります。お盆は、長年日本で大切にされてきた年中行事ですが、近年では親戚が集ったり、迎え火、送り火をたいて、ご先祖迎えすることも少なくなりました。しかし、形式は変わっても、お盆は亡き人に感謝をささげ、日々の生活を省みる絶好の機会でもあります。そもそもお盆は、お釈迦さまのお弟子さまの物語が由来となっています。「目連尊者のお母さまは、我が子だけを可愛がり過ぎるあまり、餓鬼道地獄に堕とされてしまいましたー。」これがお盆の由来だと聞くと驚かれるかもしれませんが、この物語は、お釈迦さまの教えを受けた目連尊者が「万霊供養」を心がけるようになり、お母さまが救われたと結ばれています。思うにこの物語のテーマは「目連尊者の反省」ではないでしょうか。母を地獄に至らしめた原因が自分にもなかったか? 自分も親に甘え過ぎていなかったか? 子としてもっと母を助け、支えることはできなかったか? 何気なく暮らしている街の景色、それを遠くから眺めれば美の絶景に見えることもあるように、近しく暮らしている人の本当の姿や思いに、私たちは気づきにくいものです。亡き人を供養することで、あらためてその人の本当の姿を見つめ、心の中に息づかせる、それがお盆供養に込められた意義ではないでしょうか。お盆のお塔婆は、今はもう伝えることができない私たちのさまざまな思いを、感謝の仏語に換え、亡き人に届けて下さるお手紙です。この夏が、皆さまにとりまして良きご供養となりますようお祈り申し上げます。                                   合掌
                                          功徳院住職 松島龍戒

 

▲ページの上に戻る

フッター